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2012年4月 2日 (月)

ドイツの基準:大人8ベクレル子供4ベクレルは死守しようぜ、後で大泣きや自殺しない為に

tacchyです。

狂った暫定基準値も最悪でしたが、新基準値や一部食品への暫定処置も狂ったものです。

チェルノブイリ事故であんなに離れていても、かつWHO(こと放射能では、IAEA=ICRPの言いなり)のいうことを信じて、多くの悲劇(多大な健康被害、それだけじゃ済まないですね)を生んだドイツの反省が一番信用できます。

大人8ベクレル子供4ベクレルは死守していきましょう。

あとで、どんな後悔をしたり自殺する羽目にならないためにも。

特に子供を守ろうよ。

IPPNW

foodwatch.de/foodwatch/content/e6380/e45020/e45143/japanese_press-release_background_report_ger.pdf

プレスリリース、2011年9月20日
フクシマ後:食品の放射能制限値が十分に健康を保護しない ‒ フードウォッチとIPPNW、大幅な低減
を要求 ‒ 放射能汚染食品の健康上のリスクレポートを公表
ベルリン、2011年9月20日
EUと日本の放射能汚染食品の放射能制限値は十分に健康を保護していません。市民は不必要に高い
健康上のリスクにさらされています。消費者団体フードウォッチとIPPNW(核戦争防止国際医師
会議)ドイツ支部が今日ベルリンで公表したレポート「あらかじめ計算された放射線による死
:EUと日本の放射能汚染食品制限値」は、こういう結論に達しました。レポートは、トーマス・デ
ルゼー、セバスチャン・プフルークバイル(ドイツ放射線防護協会)のスタディをペースにしていま
す。
フードウォッチとIPPNW の考えでは、EUとドイツ連邦政府、日本政府は市民に対して、食品の放
射能汚染により安全な制限値というものがないということに関して十分に情報を提供していません。
低線量放射線であっても、ガンなどの重い疾患を引き起こすには十分なので、低線量放射線には健康
上のリスクがあるということです。どの制限値を規定しようとも、それは死者が出ることを黙認する
判断を下すということです。国際放射線防護委員会の計算基準によりますと、EUは現在有効な制限値
を使用することで、食品の放射能汚染の結果ガンによってドイツだけで年間約15万人の死者を新たに
容認していることになります。市民が制限値レベルで汚染された製品だけを摂取したと想定すると、
こういう事態が起こります。この制限値の5%しか汚染されていない食品を摂取するとしても、それ
でも依然としてドイツでは年間最低7,700人の死者が新たに出ることを容認することになります。
現在有効なEUのセシウムの制限値は、食品1キログラム当り200から600ベクレルです。この制限値
は、有効なドイツ法の基準に甚だしく矛盾しています。ドイツ放射線防護令は、原発の平常運転時に
個人に関して年間実効線量1ミリシーベルトの総被爆線量を認めています。EU域内全域に適用される
放射能制限値はそれに対して、大人で33ミリシーベルト、こどもと青少年で68ミリシーベルトの年間
実効線量を容認しています。チェルノブイリ事故の被害を受けた国であるベラルーシとウクライナで
さえ、EUよりも厳しい制限値を規定しており、その結果、放射能で汚染されているので両国ではもう
販売できない食品がEUでは合法的に販売できることになります。
放射能汚染のかなり低い食品が十分にあるので、こうした汚染の高い製品を人々に摂取させる必要
性はありません。 フードウォッチとIPPNWはそのため、制限値を大幅に引き下げるよう要求します。
乳幼児用食品と乳製品に関しては、セシウムの制限値をこれまでの370(日本輸入品に対しては現在
200)から8ベクレル/kgに、その他の食品に関しては600(日本輸入品に対しては現在500)から16ベ
クレル/kgに引き下げる。
われわれが要求した制限値は、ドイツ放射線防護令の基準に適合します。ドイツ放射線防護令の基
準に従うと、放射線暴露(つまり、放射性物質が原発から大気中、水中に放出されること)から年間
最大線量として0.3ミリシーベルトが認められています。ほんの低線量であっても、制限値を規定す
ることは放射線による犠牲者を黙認する判断をすることを知って、この要求を掲げています。このこ
とは同時に、原子力関連施設の運転継続と新設を疑問視する機会としなければなりません。
フードウォッチの事務局長ティロ・ボーデは、次のように説明します。
「EUと日本で有効な制限値は十分に不適切だ。制限値は経済上の関心によるもので、市民を不必要に
大きな健康上のリスクにさらしている。人体への損傷を避ける準備原則と権利が規定されている欧州
の基本法からすると、欧州政治には行動する義務がある。欧州政治は市民に適切な保護レベルを保障
するため、制限値を大幅に引き下げなければならない」
小児科医のヴィンフリード・アイゼンベルク博士(IPPNW)は、さらにこう付け加えます。
「放射能は生きている細胞を傷つける。わずかな低線量でさえ、遺伝情報を変えたり、免疫性を損な
ったり、ガンを発症させたりする。特にこどもと青少年にこういうことがいえる。こどもが小さけれ
ば小さいほど、それだけ早く大きく成長し、それだけ多く細胞分裂が進み、それだけ放射線障害の危
険が大きい。胎児はその他の人間より何倍も放射線に敏感だ。EUの放射線防護制限値は医師の目から
見ると無責任である」
フードウォッチとIPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部は日本政府にも、残存期間の長い
セシウム同位体の食品汚染制限値を大幅に引き下げるよう提言します。ヨウ素131の汚染に関しては、
われわれ二つの組織はまったく容認すべきではないと要求します。半減期が比較的短いので、ヨウ素
131で汚染された食品を人々に摂取させる必要もないし、摂取させてはなりません。食品の中には、
同位体が崩壊するまで(必要があれば冷凍して)保存され、その後に摂取してもよくなるものもたく
さんあります。
また今後は、制限値が平常運転時と事故時に同じように適用される一つの制限値にまとめられるべ
きです。現在、欧州委員会は原発事故後に、フクシマ後に起こったように、いわゆるチェルノブイリ
『引き出し指令』によって国会の審議もなく、より高い、つまりより緩和された制限値を発効させる
ことができます。

http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/04/blog-post.html

Tuesday, April 05, 2011ドイツ放射線防護協会から:チェルノブイリの経験に基づき、野菜、飲料等についての提言
ドイツ放射線防護協会の提言を、松井英介(岐阜環境医学研究所所長)、嘉指信雄(NO DUヒロシマ・プロジェクト代表)他の方々が翻訳なさったものを転載します。大事なのは最初の3点で、その後はその3点の「考察と算定」となっています。最後の訳者の付記が重要と思いますのでここに一部引用しておきます。

「付記:チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。本提言は、3 月20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。」

***********************************************************************

ドイツ放射線防護協会                                                                                        http://www.strahlentelex.de/

2011 年3 月20 日

日本における放射線リスク最小化のための提言

ドイツ放射線防護協会と情報サービス放射線テレックスは、福島原発事故の発生後の日本において、放射線核種[いわゆる放射性物質:訳者注]を含む食物の摂取による被ばくの危険性を最小限に抑えるため、チェルノブイリ原発事故の経験をもとに下記の考察・算定を行い、以下の提言を行う。

1.放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念することが推奨される。

2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル〔以下 Bq:訳者注〕以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8Bq 以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。

3.日本での飲食物の管理および測定結果の公開のためには、市民団体および基金は、独立した放射線測定所を設けることが有益である。ヨーロッパでは、日本におけるそのようなイニシアチブをどのように支援できるか、検討すべきであろう。

考察と算定

以下の算定は、現行のドイツ放射線防護令の規定に基づいている。

飲食物を通じた放射性物質の摂取は、原子力災害後、長期間にわたり、身体にもっとも深刻な影響を与え続ける経路となる。日本では、ほうれん草1kg あたり54,000Bq のヨウ素131 が検出されたが、こうしたほうれん草を100g(0.1 ㎏)摂取しただけで、甲状腺の器官線量は次のとおりとなる(*1)。

乳児(1 歳未満):甲状腺線量20 ミリシーベルト〔以下 mSv:訳者注〕(*2)
幼児(1~2 歳未満):甲状腺線量19.4mSv(*3)
子ども(2~7 歳未満):甲状腺線量11.3mSv(*4)
子ども(7~12 歳未満):甲状腺線量5.4mSv(*5)
青少年(12~17 歳未満):甲状腺線量3.7mSv(*6)
大人(17 歳以上):甲状腺線量2.3mSv(*7)

2001 年のドイツ放射線防護令第47 条によれば、原子力発電所通常稼働時の甲状腺器官線量の限界値は年間0.9mSV であるが、上に述べたような日本のほうれん草をわずか100g 摂取するだけで、すでに何倍もこの限界値を超えることになる。原発事故の場合には、同第49 条によれば、甲状腺線量は150mSv まで許容されるが、これはいわゆる実効線量7.5mSv に相当する(*8)。

それゆえ日本国内居住者は、当面、汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取を断念することが推奨される。

ヨウ素131 の半減期は8.06 日である。したがって、福島原発の燃焼と放射性物質の環境への放出が止まった後も、ヨウ素131 が当初の量の1%以下にまで低減するにはあと7 半減期、つまり2 ヶ月弱かかることになる。54,000Bq のヨウ素131 は、2 ヵ月弱後なお約422Bq 残存しており、およそ16 半減期、つまり4.3 ヶ月(129 日)後に,ようやく1Bq 以下にまで低減する。

長期間残存する放射性核種
長期的に特に注意を要するのは、セシウム134(半減期2.06 年)、セシウム137(半減期30.2 年)、ストロンチウム90(半減期28.9 年)、プルトニウム239(半減期2 万4,400 年)といった、長期間残存する放射性物質である。

通常、2 年間の燃焼期間の後、長期間残存する放射性物質の燃料棒内の割合は、
セシウム137:セシウム134:ストロンチウム90:プルトニウム239=100:25:75:0.5
である。

しかしチェルノブイリの放射性降下物では、セシウム137 の割合がセシウム134 の2 倍にのぼるのが特徴的であった。これまでに公表された日本の測定結果によれば、放射性降下物中のセシウム137 とセシウム134 の割合は、現在ほぼ同程度である。ストロンチウム90 およびプルトニウム239 の含有量はまだ不明であり、十分な測定結果はそれほど早く入手できないと思われる。福島第一原発の混合酸化物(MOX)燃料は、より多くのプルトニウムを含んでいるが、おそらくそのすべてが放出されるわけではないだろう。ストロンチウムは、過去の原発事故においては、放射性降下物とともに比較的早く地表に達し、そのため事故のおきた施設から離れるにつれて、たいていの場合濃度が低下した。したがって、今回の日本のケースに関する以下の計算では、

セシウム137: セシウム134: ストロンチウム90: プルトニウム239 の割合は、
100:100:50:0.5
としている。

したがって、2001 年版ドイツ放射線防護令の付属文書Ⅶ表1 にもとづく平均的な摂取比率として、1kg につき同量それぞれ100Bq のセシウム137(Cs-137)とセシウム134(Cs-134)、およびそれぞれ50Bq のストロンチウム90(Sr-90)と0.5Bq のプルトニウム239(Pu-239)に汚染された飲食物を摂取した場合、以下のような年間実効線量となる――

乳児(1 歳未満):実効線量6mSv/年(*9)
幼児(1~2 歳未満):実効線量2.8mSv/年(*10)
子ども(2~7 歳未満):実効線量2.6mSv/年(*11)
子ども(7~12 歳未満):実効線量3.6mSv/年(*12)
青少年(12~17 歳未満):実効線量5.3mSv/年(*13)
成人(17 歳以上):実効線量3.9mSv/年(*14)

現行のドイツ放射線防護令第47 条によれば、原子力発電所の通常稼働時の空気あるいは水の排出による住民1人あたりの被ばく線量の限界値は年間0.3mSv である。この限界値は、1kg あたり100Bq のセシウム137 を含む固形食物および飲料を摂取するだけですでに超過するため、年間0.3mSv の限界値以内にするためには、次の量まで減らさなければならない。

乳児(1 歳未満):セシウム137 5.0Bq/kg
幼児(1~2 歳未満):セシウム137 10.7Bq/kg
子ども(2~7 歳未満):セシウム137 11.5Bq/kg
子ども(7~12 歳未満):セシウム137 8.3Bq/kg
青少年(12~17 歳未満):セシウム137 5.7Bq/kg
成人(17 歳以上):セシウム137 7.7Bq/kg

評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg あたり4Bq 以上の基準核種セシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。
成人は、1kg あたり8Bq 以上の基準核種セシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。

国際放射線防護委員会(ICRP)は、そのような被ばくを年間0.3mSv 受けた場合、後年、10万人につき1~2 人が毎年がんで死亡すると算出している。しかし、広島と長崎のデータを独自に解析した結果によれば(*15)、その10 倍以上、すなわち0.3mSv の被ばくを受けた10 万人のうち、およそ15 人が毎年がんで死亡する可能性がある。被ばくの程度が高いほど、それに応じてがんによる死亡率は高くなる。

(注)
*1 摂取量(kg)x 放射能濃度(Bq/kg)x 線量係数(Sv/Bq)(2001 年7 月23 日のドイツ連邦
環境省によるSV/Bq の確定値に基づく)=被ばく線量(Sv)。1Sv=1,000mSv。たとえば
E-6 とは、正しい数学的表記である10-6(0.000001)の、ドイツ放射線防護令で用いられて
いる行政上の表記である。
*2 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 3.7E-6 Sv/Bq = 20mSv
*3 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 3.6E-6 Sv/Bq = 19.4mSv
*4 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 2.1E-6 Sv/Bq = 11.3mSv
*5 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 1.0E-6 Sv/Bq = 5.4mSv
*6 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 6.8E-7 Sv/Bq = 3.7mSv
*7 0.1 kg x 54,000 Bq/kg x 4.3E-7 Sv/Bq = 2.3mSv
*8 ドイツの放射線防護令の付属文書ⅥのC 部2 によれば、甲状腺は重要度わずか5%とされ
ている。甲状腺の重要度がこのように低く評価されているのは、甲状腺がんは非常に手術
しやすいという理由によるものである。
*9 325.5 kg/年 x [100 Bq/kg x (2.1E-8 Sv/Bq Cs-137 + 2.6E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50 Bq/kg
x 2.3E-7 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 4.2E-6 Sv/Bq Pu-239] = 6mSv/年
*10 414 kg/年 x [100 Bq/kg x (1.2E-8 Sv/Bq Cs-137 + 1.6E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50 Bq/kg
x 7.3E-8 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 4.2E-7 Sv/Bq Pu-239] = 2.8mSv/年
*11 540 kg/年 x [100 Bq/kg x (9.6E-9 Sv/Bq Cs-137 + 1.3E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50 Bq/kg
x 4.7E-8 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 3.3E-7 Sv/Bq Pu-239] = 2.6mSv/年
*12 648.5 kg/ 年 x [100 Bq/kg x (1.0E-8 Sv/Bq Cs-137 + 1.4E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50
Bq/kg x 6.0E-8 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 2.7E-7 Sv/Bq Pu-239] = 3.6mSV/年
*13 726 kg/年 x [100 Bq/kg x (1.3E-8 Sv/Bq Cs-137 + 1.9E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50 Bq/kg
x 8.0E-8 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 2.4E-7 Sv/Bq Pu-239] = 5.3mSv/年
*14 830.5 kg/ 年 x [100 Bq/kg x (1.3E-8 Sv/Bq Cs-137 + 1.9E-8 Sv/Bq Cs-134) + 50
Bq/kg x 2.8E-8 Sv/Bq Sr-90 + 0.5 Bq/kg x 2.5E-7 Sv/Bq Pu-239] = 3.9mSv/年
*15 Nussbaum, Belsey, Köhnlein 1990; 1990 年10 月4 日付Strahlentelex 90-91 を参照。

[付記:チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。本提言は、3 月20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。なお、*イタリック部分は、原文の意図を表現するため、ドイツ側関係者の了承のもと訳者が追加したものです。

この日本語訳は、呼びかけに直ちに応じてくださった以下の方々のご協力で完成したものです。心よりお礼申し上げます。ただし、翻訳の最終的責任は松井(英)と嘉指にあります。
(敬称略・順不同)内橋華英、斎藤めいこ

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